ESG

環境の持続可能性

持続可能なサプライチェーン

当社の体感型アトラクション設備は、複数のシステムと高度な技術の同期・統合によって構築されています。安全な製品を安定して生産するためには、産業チェーンにおける機械製造、電力制御、ビデオ・オーディオシステム、安全認証などの上流製品を統合する必要があり、これは新世代の新しいメディアアトラクション設備の開発を成功させた鍵でもあります。

当社は、サプライヤー管理原則、新規サプライヤーに対する審査制度、サプライヤーのリスク分類、サプライヤー管理(評価、指導を含む)などのサプライチェーン管理規範及び管理措置を制定しています。これにより、サプライヤーと共同で品質、安全性などの課題に注目し、サプライヤーとの協力関係の最適化に努め、サプライヤーがともに成長するように指導し、体感技術の向上及び企業の社会的責任を果たすことで、サステナブル経営を目指します。

サプライチェーン管理
• 2023 年に取引のあったサプライヤーは合計 370 社であり、台湾が 91.35%、その他の国が 8.65% となりました。
現在サプライヤーは 1,124 社で、2023 年は 575 社追加しました。
サプライヤーがソーラーパネルを増設したことで省エネ、CO2 削減が実現し、2023 年の発電量合計は約 1,339,000kWh となりました。



サプライヤー管理原則
当社は、品質(Quality)、納期(Schedule)、価格(Cost)の 3 つの要素を管理基準とし、要件を満たすサプライヤーを選定することで、安定した材料供給と品質の確保に努めています。サプライヤーは、当社の運営における重要なパートナーです。企業の持続可能な運営と成長を共に追求し、Win-Win の持続可能なサプライチェーンを構築しています。サプライヤーがグリーンエネルギーまたは環境保護の認証・ラベルを取得していることは、サプライチェーンのサステナビリティ評価の指標の 1 つであり、ラベルを取得したサプライヤーを優先的に採用します。さらに、同じサービスを提供可能なサプライヤーが複数ある場合は、より近い距離のサプライヤーを優先的にすることで、社員の出張距離の短縮、製品の輸送による大気汚染を軽減します。




サプライヤーのリスクマネジメント
当社のサプライヤーは、一般資材とアウトソーシングプロジェクトの 2 つのカテゴリに分かれています。2023 年末現在、合計 1,124 社のサプライヤーと取引をしています。 調達管理プロセスのリスク分析と管理プロセスに基づき、調達リスクと調達額を特定することで、サプライヤーを 4 つのリスク象限に分類し、それぞれに応じた管理措置を実行しています。




サプライヤー協力規範
当社の新規サプライヤーの評価は、資本金、経営状況、生産能力、実績などを基に一次審査が行われ、必要に応じて現地訪問を行います。新規サプライヤーと取引する場合は、案件の状況に応じて発注契約または発注書を締結し、当グループの持続可能な開発要件の遵守及び人権保護、未成年労働者不採用、雇用、給与・賞与、昇進における差別や不公平な処遇の禁止について承諾する必要があります。また、現地の労働安全衛生関連法規を遵守し、安全で健康的な職場環境を提供する必要があります。



サプライヤー評価
サプライヤー評価のスクリーニング基準



サプライヤー評価プロセス


サプライヤー評価レベルについて



2023 年サプライヤー評価レベルと結果
サプライヤー評価には、電子アンケートと年次評価の 2 つの方法があります。 通常、入荷し検品を行ったものをサンプリングして電子アンケートを実施します。本アンケートの回収率は 98% 以上です。



2023 年の取引データに基づき、2024 年初めに合計 8 社に対する選考が行われ、2 社が A レベル、6 社が B レベルで、平均スコアは 79.1 点でした。

産業アップグレードにおけるリーダーシップ
かつて台湾には体感技術産業が存在しなかったため、当社が業界に参入した当初、積極的に台湾現地の企業を訪ねて協力を求め、体感技術産業への転換を支援しました。体感型シミュレーションアトラクション設備を発展させるために、当社が企画・設計、そして国際的な技術・生産情報の収集を行い、ハードウェアの製造を高い技術力、敏捷性、柔軟性、協力性といった長所を持つ台湾の中小企業に外注することで企業の業種転換及び高度化に協力しました。当社は宇建形象(UNIGIN)、鎰譁実業(Ea-Hwa)、誠岱機械(CHENG DAY)をはじめとする 30 以上の中小企業と協力し、台湾製フライングシアターの製造、特許の申請、体感型シミュレーションアトラクション設備のサプライチェーン構築を行っています。